トレンドマイクロは、2013年8月19日、「MEVADE」と呼ばれる不正プログラムが発端となり、匿名通信システム「Tor」への接続ユーザ数が急増したことについて、ブログ上で報告しました。今回、「TrendLabs(トレンドラボ)」では、「MEVADE」の活動、およびその侵入方法についての調査結果を報告します。
続きを読む「Google Code」とは、開発者がオープンソースのコードやプログラマ向けの各種API、関連ファイル等をホストする Google公式のオープンソースプロジェクト用ホスティングサイトです。トレンドマイクロでは、ブラジル国内のソーシングシステムを用いて、Java で記述された不正プログラムを確認。この不正なJava は、最近作成された ”flashplayerwindows” というプロジェクトから、主に金融機関を狙う情報収集型不正プログラム「BANKER」をダウンロードします。言うまでもなく、このプロジェクトは偽物で Adobe と一切関係ありません。
続きを読む2013年5月下旬、ハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」が「#OpPetrol」という作戦において特定の国に対して同年6月20日に攻撃を仕掛ける旨を発表。その後、約1,000 の Webサイト、3万5,000の Eメール情報、そして、10万以上もの Facebook のアカウント情報がハッキングの被害に遭ったと一部報道がなされています。しかし、予告された 6月20日に向けて、攻撃者の関与や攻撃全体の巧妙さは限定的なようです。このような Webサイトの改ざんや情報漏えいは、先月本ブログ上で公開した「OpUSA」攻撃失敗から垣間見える攻撃者たちの戦術」と同様に、単なる「妨害行為」と大差ないと言えるでしょう。
続きを読むスパムメールのホットスポットはどこにあるのでしょうか。トレンドマイクロでは、スパムメールに関し詳細な調査を実施しています。その研究成果の一つが「スパムマップ」です。スパムメールの配信元となっている国や地域をホームページで情報公開しています。
* 脅威をリアルタイムレポートする「Pollution Tracker」を公開いたしました。URLは「http://jp.trendmicro.com/jp/threat/trend_watch/pollution_tracker/」になります。併せてご活用ください。 (さらに…)
続きを読むフランスの通信社 AFP通信(AFP:Agence France-Presse)は6月1日、「エールフランス機、ブラジル沖で消息絶つ 乗員乗客228人が搭乗」のニュースを配信しています。
トレンドマイクロでは、事故発生直後よりインターネットの動向監視を強化してきました。その結果、航空機墜落事故に関するニュースの検索により、1万件以上の不正なリンクが表示されることを確認しています。また、これら不正リンクの一部には、リンクのクリックによりリダイレクトが行われ、偽セキュリティソフト、スケアウェア(scareware)の自動インストールが発生する場合があります。 (さらに…)
続きを読む