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サイバー攻撃の最前線!インシデント対応における基本的対策指針

  • 投稿日:2021年1月18日
  • 脅威カテゴリ:対策技術
  • 執筆:Trend Micro
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企業は絶えず変化する市場で競争力を維持するために先進技術の動向を追い続ける必要があります。しかし新たな技術の導入に並行して、堅牢な防御策やセキュリティ基盤を構築していかなければ、企業に損失をもたらすサイバー脅威の侵入経路として利用される可能性があります。セキュリティ基盤の中でも、脅威侵入への対処として「インシデント対応」には、事前の体制構築が不可欠です。本記事ではサイバー脅威によって企業が受ける損害と昨今の変化する脅威についてと、それらの脅威が企業のネットワークに侵入した場合に行うべきインシデント対応の基本について解説します。

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Tags: フレームワークインシデント対応ECサイトFIN6MargecartNISTSANS

偽オリンピックチケット販売サイトを「Magecart」が改ざん?

  • 投稿日:2020年2月5日
  • 脅威カテゴリ:フィッシング, ソーシャル, 改ざん
  • 執筆:セキュリティエバンジェリスト 岡本 勝之
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トレンドマイクロでは日夜多くのサイバー攻撃を監視していますが、その中で非常に興味深い事例を確認しました。監視チームはあるWebサイトのコンテンツ内に、「Magecart」が使用する不正スクリプトが埋め込まれているのを発見しました。ECサイトを狙う攻撃で猛威を振るうMagecartについては昨年12月20日の記事などでも報告していますが、これも同様の攻撃の一事例と思われました。ただし、その被害を受けたと思しきサイトは「Olympic Tickets 2020」のサイト名で東京オリンピックのチケット販売サイトを名乗っていました。httpsの実装や「運営会社」の表示もあり、サイトを一見しただけでは不審点が見つけにくいものでしたが、海外で東京オリンピックのチケットを販売してよい業者は決まっています。また海外ではチケット転売に関してライセンス制を敷くなど合法な国も多いものですが、今回の東京オリンピックに関しては組織委員会が用意する公式リセールサービス以外での転売は禁じられています。これらのことから、このサイトはオリンピックチケット販売を詐称する偽サイトであるものと判断されました。本記事執筆時点の2月3日現在、既にこの偽サイトはアクセス不可になっていますが、今後も同様の事例が登場する可能性は高く、注意が必要です。

図1:Magecartの使用するスクリプトが発見されたWebサイト
図1:Magecartの使用するスクリプトが発見されたWebサイト
海外では指定業者にしか許可されていないはずの
オリンピックチケット売買を謳っており、偽サイトと判断できる

図2:サイト上のGoogle翻訳機能で日本語化した際の表示例
図2:サイト上のGoogle翻訳機能で日本語化した際の表示例

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Tags: 偽サイトソーシャルメディアECサイトMagecart

2019年「法人」と「個人」のサイバー脅威動向:サイバー犯罪が覆す「安全」の常識

  • 投稿日:2020年1月10日
  • 脅威カテゴリ:統括, 速報
  • 執筆:セキュリティエバンジェリスト 岡本 勝之
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2019年にも様々なサイバー脅威が登場し、利用者の安全を脅かしました。トレンドマイクロでは、過去1年間のサイバー脅威動向調査として、2019年1月~11月に発生したサイバー脅威を分析しました。結果、利用者に被害を与えた脅威の傾向として、一般の利用者が持つ「セキュリティの常識」、言い換えれば「これは安全」という利用者側の思い込みを覆すサイバー犯罪の被害が顕著化した1年間であったと結論付けました。攻撃手法自体は既に以前から発生しているものであっても、一般の利用者にはまだ認識がない、その攻撃手法が拡大した、などの理由により、利用者にとっての「安全」の思い込みを覆す攻撃の被害が顕著になったものと言えます。本記事では「この常識を覆すサイバー犯罪」の観点から、2019年の日本におけるサイバー脅威動向の速報をお伝えします。

図1:2019年、国内の個人と法人における三大脅威トピック
図1:2019年、国内の個人と法人における三大脅威トピック

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Tags: 二要素認証フィッシングECサイトEMOTET脅威動向SMS

「Magento」上のECサイト改ざんにより、カード情報漏えいやマルウェア感染が発生

  • 投稿日:2018年4月13日
  • 脅威カテゴリ:不正プログラム, サイバー犯罪, TrendLabs Report, Webからの脅威
  • 執筆:TrendLabs フィリピン
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2018年4月、オープンソースの電子商取引(e-commerce、EC)サイトプラットフォーム「Magento」で運用されている多くの Webサイトが総当たり攻撃や辞書攻撃の方法で改ざんされたことが確認されました。この改ざんにより、クレジットカード情報の窃取や、仮想通貨発掘マルウェア感染などの被害が発生したことが報告されています。

「Magento」は、ECサイトのプラットフォームとして、2016年時点で既に1,000億ドル以上(約10兆7千億円。2018年4 月13日時点)の売上を記録し 5,100万のユーザを抱えていました。また同社は、自身のブログ上で、Magento がオンライン取引のプラットフォームとして 2020年には 2,240億ドルに成長すると予測しています。クレジットカード情報や顧客の個人情報を扱う ECサイトはサイバー犯罪者にとっては格好の標的と言えます。実際、Magentoプラットホーム上の ECサイトは、2016年以降「KimcilWare(キムチルウェア)」、「ELF_CRYPTOR(クリプタ)」や「Rex(レックス)」といった複数のランサムウェアから、Magento の CMS が抱える脆弱性を利用する攻撃を受けてきました。このMagento の CMS の脆弱性は、ランサムウェア以外にも、脆弱性を突いてマルウェアに感染させる脆弱性攻撃ツール(エクスプロイトキット)などにも狙われています。

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Tags: 仮想通貨発掘マルウェアコインマイナーCMSECサイトMagento

2017年脆弱性を狙った公開サーバへの攻撃が続発

  • 投稿日:2017年3月17日
  • 脅威カテゴリ:サイバー犯罪, サイバー攻撃, 脆弱性, 日本発, 改ざん
  • 執筆:セキュリティエバンジェリスト 山外 一徳
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2017年脆弱性を狙った公開サーバへの攻撃が続発

2016年は「サイバー脅迫元年」の年となり、ランサムウェアが全世界中で猛威を振るいました。国内でも沢山の被害が発生しており、早急にランサムウェア対策を進めてきた企業も少なくないでしょう。しかし、そうした企業の努力とは裏腹に、2017年1月から3月にかけて国内の企業を襲った脅威は、ランサムウェアではなく、公開サーバの脆弱性を狙ったサイバー攻撃でした。

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Tags: Apache Struts公開サーバECサイト

ECサイトの脆弱性対策の二極化が浮き彫りに

  • 投稿日:2017年2月28日
  • 脅威カテゴリ:対策技術, サイバー攻撃, 脆弱性, 日本発
  • 執筆:セキュリティエバンジェリスト 山外 一徳
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ECサイトの脆弱性対策の二極化が浮き彫りに

トレンドマイクロでは、セキュリティに関する ECサイトの現況を把握するべく、2016年12月に企業・組織における ECサイトの構築・運用・セキュリティの実務担当者 619名を対象とした「企業における ECサイトのセキュリティ実態調査 2016」を実施しました。この調査結果から、前回のブログでは OSやミドルウェアの脆弱性を狙った攻撃から ECサイトを守るための IPS/IDS の導入状況を深堀し、ECサイトの構築・運用・セキュリティの実務担当者の間にサイバー攻撃に対する認識の差がそうしたセキュリティ対策の導入状況に少なからず影響している可能性があることを示しました。また、そうした IPS/IDS が導入されていないことで、ECサイトの担当者が日々起こっているサイバー攻撃の脅威に気付けていないことについても触れています。

今回は OSやミドルウェアの脆弱性対策の重要性について解説するとともに、ECサイトにおける脆弱性対策の状況が二極化している事実について紹介します。

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Tags: ECサイト

気付いていないだけ?脆弱性を狙う攻撃からECサイトを守るには

  • 投稿日:2017年2月27日
  • 脅威カテゴリ:対策技術, サイバー攻撃, 脆弱性, 日本発
  • 執筆:セキュリティエバンジェリスト 山外 一徳
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気付いていないだけ?脆弱性を狙う攻撃からECサイトを守るには

トレンドマイクロが 2016年11月までに報道された ECサイトからの情報漏えい事例をまとめたところ、その数は 18件にのぼり、20万件以上の個人情報等が漏えいした可能性があることが分かりました。今や ECサイトがサイバー攻撃を受け、情報漏えいの被害に遭う事件は日常的に繰り返されており、潜在的には報道されている数以上の攻撃が実施されていると考えられます。そうした背景を踏まえ、トレンドマイクロでは、セキュリティに関する ECサイトの現況を把握するべく、2016年12月に企業・組織における ECサイトの構築・運用・セキュリティの実務担当者 619名を対象とした「企業における ECサイトのセキュリティ実態調査 2016」を実施しました。

実態調査の結果から、回答者の 49.1%が自社で展開している ECサイトに対してサイバー攻撃を「受けたことがある」と回答しており、国内の ECサイトがさらされている脅威の深刻さが明らかとなりました。さらに、今回は OS やミドルウェアの脆弱性を狙った攻撃から ECサイトを守るための IPS/IDSの導入状況を深堀し、そこから見えてきた ECサイトが検討すべきセキュリティ対策について紹介します。

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Tags: ECサイト

「Operation Huyao」:1つのサイトで多数の店舗になりすまし可能なフィッシングサイト

  • 投稿日:2014年9月5日
  • 脅威カテゴリ:フィッシング, サイバー犯罪, Webからの脅威
  • 執筆:Forward-looking Threat Research 林 憲明
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西暦931年の辞書『和名抄』には、「狐」は変化の術を使い人を騙す獣であると記されています。それは「狐妖」(こよう、huyao フーヤオ)と呼ばれ恐れられてきました。現代のサイバー空間においてフーヤオのように、変化の術を使い1つのサイトで多数の ECサイトに変幻可能なフィッシングサイトが確認されています。
我々はこれを「Operation Huyao(フーヤオ作戦)」と呼びます。

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Tags: フィッシングサイトオンラインショッピングモールECサイトOperation Huyao

オンラインショッピングを脅かす「なりすまし」の脅威、SNSアカウントの乗っ取りによる広告メッセージ送信も確認

  • 投稿日:2014年8月4日
  • 脅威カテゴリ:フィッシング, サイバー犯罪
  • 執筆:Forward-looking Threat Research 林 憲明
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「偽サイト」または「なりすまし電子商取引(EC)サイト」と呼ばれる詐欺行為を働くオンライン店舗サイトの存在が問題視されています。

そのサイトの数は2014年上半期(1~6月)において、約 5,600件確認されています。

図1:2014年上半期における偽サイトの認知件数
図1:2014年上半期における偽サイトの認知件数

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Tags: なりすましオンラインショッピングECサイト


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