Eメール認証は、スパムメールやフィッシングメールを防止するために使用される技術の 1つで、送信元を確認することによって不正な Eメールを特定し、排除します。Eメール認証には、現在は「Sender Policy Framework(SPF)」と「DomainKeys Identified Mail(DKIM)」という 2つの方法が一般的となっています。
続きを読む2014年10月に確認された「Secure Sockets Layer(SSL)」に存在する脆弱性「Padding Oracle On Downgraded Legacy Encryption(POODLE)」への修正プログラムは徐々に適用され始めています。トレンドマイクロは、12月、「Transport Layer Security(TLS)」の実装に、「POODLE」と同様の脆弱性が存在する可能性を確認しました。この脆弱性を利用した攻撃が行われると、TLS によって安全が確保された接続が、特定の条件で「Man-In-The-Middle(MitM、中間者)攻撃」に脆弱となり、暗号化されたトラフィックが攻撃者によって解読される可能性があります。
続きを読むセキュリティ専門家は、2014年12月、新しい POSマルウェアを確認したと報告しました。このPOSマルウェアは、ロシアのアンダーグランドのフォーラムでの呼称から「LusyPOS」と名付けられ、トレンドマイクロの製品では、「TSPY_POSLUSY.A」として検出される不正プログラムです。セキュリティ専門家はその解析において、「LusyPOS」は「Dexter」ファミリに関連するいくつかの特徴を備えているが、その挙動から「ChewBacca」ファミリ(「TSPY_FYSNA.A」として検出)とも関連していると述べています。「ChewBacca」は、匿名通信システム「The Onion Router(Tor)」を利用してコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続することで知られています。
続きを読む米連邦捜査局(FBI)は、2014年12月2日(米国時間)、「破壊的な不正プログラム」について米国の企業に警告を発しましたが、「Trendlabs(トレンドラボ)」では、この不正プログラムの検体を入手しました。Reuters によると、Sony Pictures へのサイバー攻撃を受け、FBI はこの新しい「破壊的な不正プログラム」に対して企業に注意を促しました。なお、Sony Pictures への攻撃と FBI が言及した不正プログラムの関連性はまだ検証されていません。
続きを読む