「NgrBot」としても知られる「DORKBOT」は、新しい脅威ではありません。実際、2011年初めには、既に感染が確認されています。しかし2012年10月初旬、「DORKBOT」は、Skypeのスパムメッセージを介して拡散するとして話題となり、世界中での感染数は、17,500件にものぼると言われています。本記事では、「DORKBOT」について詳しく説明します。
続きを読む「Trendlabs(トレンドラボ)」では、2012年10月初旬、Skype経由で拡散するワーム「WORM_DORKBOT」を確認し、「CounterMeasures」上で第一報を報告しています。この「WORM_DORKBOT」は、「NgrBot」とも呼ばれ、Internet Relay Chat(IRC)経由のワーム感染活動でボットネットを構築し、「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」を実行する「IRCボット型のワーム」として、以前から知られていました。2011年には、このワームによる感染が南米地域で報告されており、各インスタントメッセンジャ(IM)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を介した感染活動や個人情報収集も、当時確認されました。
続きを読むトレンドマイクロでは、「PE_QUERVAR.B-O」(最初にコンピュータに侵入したファイル感染型ウイルス)および「PE_QUERVAR.B」(「PE_QUERVAR.B-O」によって感染したファイル)について複数の報告や問い合わせを受けています。これら双方のウイルスは、2012年8月上旬、特にヨーロッパを中心にメディアの注目を集めており、オランダを中心とした感染被害について報告しています。
続きを読むスパムメールのホットスポットはどこにあるのでしょうか。トレンドマイクロでは、スパムメールに関し詳細な調査を実施しています。その研究成果の一つが「スパムマップ」です。スパムメールの配信元となっている国や地域をホームページで情報公開しています。
* 脅威をリアルタイムレポートする「Pollution Tracker」を公開いたしました。URLは「http://jp.trendmicro.com/jp/threat/trend_watch/pollution_tracker/」になります。併せてご活用ください。 (さらに…)
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