既に周知されているランサムウェアを利用していてはさらなる収益は見込めないと考えたサイバー犯罪者は、標的となるユーザ層を拡大して身代金の収益率を上げようと、様々な実用的新機能を取り入れた新しいファミリを次々と作成しています。
続きを読むフィンランドのセキュリティリサーチャー Jouko Pynnonen氏は、2015年4月26日(現地時間)、人気の CMS「WordPress」に深刻な脆弱性が存在し、この脆弱性により、何百万もの Webサイトが攻撃の危険にさらされていることを報告しました。この脆弱性が利用されると、攻撃者は Webサイトの管理者のブラウザ画面上で JavaScript のコードを実行し、管理者権限を利用してさらなる不正活動を実行することができます。また、サーバを制御下に置くことも可能です。WordPress は、「重大なセキュリティリリース」として「WordPress 4.2.1」を公開し、すべてのユーザに最新バージョンに更新するよう促しました。
続きを読むAdobe が2011年に 更新プログラムを公開し、修正済とされた脆弱性「CVE-2011-2461」は、2015年3月、セキュリティリサーチャー Luca Carettoni 氏および Mauro Gentile 氏の調査により、依然として特定の影響を Webサイトへ及ぼしていることが判明しました。
続きを読む独立系セキュリティ専門家の Rafay Baloch 氏は、2014年9月、Android端末の内蔵ブラウザに深刻な脆弱性が存在することを明らかにしました。この脆弱性により、ブラウザの「同一生成元ポリシー」が侵害され、「ユニバーサルクロスサイトスクリプティング(UXSS)」攻撃が実行される可能性があります。
続きを読む2013年7月27日から 6日間、米国ラスベガスでセキュリティカンファレンス「Blackhat」が開催されました。同カンファレンスにおいて、「browser-based botnets(ブラウザ型ボットネット)」についてのリサーチが発表されましたが、これは、トレンドマイクロが 2011年11月末に公開した「HTML5」の悪用に関するリサーチペーパでも言及しています。このブラウザ型ボットネットでもっとも重要な点は、ただのオンライン広告が「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」といった厄介な脅威に誘導してしまうことです。
続きを読むパブリッククラウドサービス利用時には、サービス事業者と利用者の相互が、セキュリティの確保に責任を持ち、安全な環境を維持する必要があります。今回は、Amazon Web Services(AWS)の共有責任モデルをベースに、利用者が果たすべきパブリッククラウドサービス上のセキュリティ対策について、10 の役立つヒントを紹介します。
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