Linux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」に存在する脆弱性「Shellshock」が確認されてから、トレンドマイクロでは、この脆弱性を利用した攻撃を把握するために、脅威状況を監視し続けています。10月2日の本ブログ記事では、主に日本を狙ったと推測される攻撃が NAS のような組み込み機器にも着弾していることを報告しましたが、今回、同攻撃について攻撃内容の詳細解析を行いました。
続きを読むトレンドマイクロは、2014年 8月下旬、中国国外では「Netis」というメーカ名で販売されている Netcore製ルータに不具合が存在することを報告しました。この不具合により、この問題のルータが外部から接続可能な IPアドレスを持っていた場合、攻撃者はインターネット上のどこからでもこの不具合にアクセス可能となり、また、「Man-In-The-Middle(MitM、中間者)攻撃」を実行する際の踏み台にされる恐れもあります。
続きを読む「Twitter を悪用した事例の研究:Part 1」では、Twitter 上に存在する脅威について調査したトレンドマイクロのリサーチペーパー「An In-Depth Analysis of Abuse on Twitter(英語情報)」を紹介し、弊社が確認したさまざまな不正なつぶやき(ツイート)について説明しました。今回は、こうした脅威の規模と範囲について取り上げます。
続きを読む独立系セキュリティ専門家の Rafay Baloch 氏は、2014年9月、Android端末の内蔵ブラウザに深刻な脆弱性が存在することを明らかにしました。この脆弱性により、ブラウザの「同一生成元ポリシー」が侵害され、「ユニバーサルクロスサイトスクリプティング(UXSS)」攻撃が実行される可能性があります。
続きを読むTwitter は、多くの人にとって重要なコミュニケーション手段の 1つです。そのため、Twitter がサイバー犯罪者に悪用される媒体になったとしても驚きはありません。トレンドマイクロでは、豪 Deakin大学の研究者と協力して、Twitter を悪用した脅威の規模を調査したリサーチペーパー「An In-Depth Analysis of Abuse on Twitter(英語情報)」を公開しました。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」に存在する脆弱性「Shellshock」の重大性を考えると、この脆弱性を利用した攻撃をさらに確認しても不思議はありません。「Shellshock」に関する報告があってから数時間後、この脆弱性を利用してシステムに侵入する不正プログラム「ELF_BASHLITE.A」が確認されました。また「PERL_SHELLBOT.WZ」や「ELF_BASHLET.A」といったその他の不正プログラムも確認されています。これらは、複数のコマンドを実行する機能を備えており、これによりPC やサーバが乗っ取られることになります。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」に存在する脆弱性「Shellshock」が確認されたすぐ直後に、トレンドマイクロでは、この脆弱性を利用した攻撃を複数確認しました。それは、「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」を行う不正プログラムを Linuxシステム上に侵入させるものでした。しかし、この脆弱性の重大性を考えると、さらに大規模で、より深刻な被害をもたらす攻撃を確認することになるのは、ほぼ間違いないと思われます。いったい、どのようなシナリオが想定されるでしょうか。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again SHell(bash)」に存在する脆弱性「CVE-2014-7169」に関する報道があってから数時間後、この脆弱性を利用した攻撃が確認されたことが報告されました。この脆弱性が利用されると、任意のコード実行が可能となり、システムのセキュリティが侵害されます。攻撃者がWebサーバのコンテンツの改変、Webサイトのコード変更、Webサイトの改ざん、データベースからのユーザ情報の窃取といったシナリオが想定されます。
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