トレンドマイクロは、2014年8月、回避手法の一部としてレジストリ値に不正なコードを隠ぺいする「POWELIKS」の不正活動に関する記事を本ブログ上で公開しました。
続きを読む「Twitter を悪用した事例の研究:Part 1」では、Twitter 上に存在する脅威について調査したトレンドマイクロのリサーチペーパー「An In-Depth Analysis of Abuse on Twitter(英語情報)」を紹介し、弊社が確認したさまざまな不正なつぶやき(ツイート)について説明しました。今回は、こうした脅威の規模と範囲について取り上げます。
続きを読む2014年上半期におけるスパムメールの数は、2013年上半期と比較して 60% 増加しました。トレンドマイクロでは、この増加について、いくつかの要因を挙げています。1つは、「DOWNAD」の感染拡大や、「MYTOB」などのスパムメール送信機能を備えた不正プログラムを添付したスパムメールが着実に増加していることです。また、感染を拡大している「UPATRE」やオンライン銀行詐欺ツール「ZBOT」が、不正プログラムをダウンロードする感染媒体として、スパムメールを利用していることも要因の 1つでしょう。2013年のスパムメールの動向として、弊社は、不正プログラム拡散のためにスパムメールが引き続き利用されるだろうと予測しましたが、これは現在も事実のようです。
続きを読む「VOBFUS」ファミリの不正プログラムは、多様に変化させる機能を備えていることで知られています。この機能により、新たな亜種を簡単に生成することができます。「TrendLab(トレンドラボ)」は、2014年5月、この機能の代わりに複数の言語を利用する「VOBFUS」ファミリの亜種を確認しました。これは、「VOBFUS」ファミリの不正プログラムには今まで見られなかった機能です。
続きを読む