仮想通貨発掘量の決め手となる計算能力が比較的低い「モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス」上での発掘は実用的ではありません。にもかかわらず、IoT デバイスを狙って仮想通貨を発掘する攻撃や、IoT デバイスを対象とする仮想通貨発掘マルウェアがアンダーグラウンド市場で販売されていることが確認されています。
トレンドマイクロは、「Secure Shell(SSH)」、「Telnet」、および「File Transfer Protocol(FTP)」サービスをエミュレートするように設計したハニーポットを通して、IP アドレス「192[.]158[.]228[.]46」から送信されたボットによる攻撃を確認しました。この攻撃は、22 番、2222 番、そして 502 番を含め、SSH や IoT デバイスに関連したポートを検索していました。特に今回の攻撃では、SSH サービスが使用する 22 番ポートが利用されました。SSH サービスを実行しているすべてのサーバおよび IoT デバイスが今回の攻撃の対象になり得ます。
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