Google のリサーチャー Bodo Möller氏、Thai Duong氏、および Krzysztof Kotowicz氏は、2014年10月14日(現地時間)、「Secure Sockets Layer(SSL)」のバージョン3.0 に存在する深刻な脆弱性についてのリサーチペーパーを公開しました。この脆弱性を利用すると、攻撃者はパディングオラクル攻撃によって暗号化通信の一部(主にクッキー情報)を解読することができます。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」に存在する脆弱性「Shellshock」が確認されたすぐ直後に、トレンドマイクロでは、この脆弱性を利用した攻撃を複数確認しました。それは、「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」を行う不正プログラムを Linuxシステム上に侵入させるものでした。しかし、この脆弱性の重大性を考えると、さらに大規模で、より深刻な被害をもたらす攻撃を確認することになるのは、ほぼ間違いないと思われます。いったい、どのようなシナリオが想定されるでしょうか。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again SHell(bash)」に存在する脆弱性「CVE-2014-7169」に関する報道があってから数時間後、この脆弱性を利用した攻撃が確認されたことが報告されました。この脆弱性が利用されると、任意のコード実行が可能となり、システムのセキュリティが侵害されます。攻撃者がWebサーバのコンテンツの改変、Webサイトのコード変更、Webサイトの改ざん、データベースからのユーザ情報の窃取といったシナリオが想定されます。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」コマンドシェルに重大な脆弱性が存在することが確認されました。bash は、ほとんどの Linux ディストリビューションで一般的に利用されているシェルです。攻撃者は、「Shellshock」と呼ばれる脆弱性「CVE-2014-7169」のあるシステム上でコマンドを実行することが可能になります。つまり、これらの Linux ディストリビューションが稼働しているサーバで、この脆弱性は遠隔からコードを実行することを可能にします。
続きを読む■6月以降に遠隔操作ツール「PlugX」を使用した標的型攻撃を確認:
トレンドマイクロでは、2014年6月中旬以降、遠隔操作ツール(RAT)の一種である「PlugX」を使用した標的型サイバー攻撃を確認しています。また、この標的型攻撃の中で、「PlugX」のさらなる新しい亜種が登場していることも確認されました。トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」によれば、6月以降「PlugX」の継続した検出が確認されています。