謹んで新年をお慶び申し上げます。
はやいもので、日本語によるセキュリティ情報をお届けしているTrend Micro Security Blogサイトが2007年2月に第1回投稿を実施してから、はじめての新年を迎えることができました。おかげさまで、その間、ページビューも順調に増えています。御礼を申し上げます。
2008年第1回となる本投稿では、2007年をアクセスランキングTOP20で振り返りたいと思います。
続きを読む 前編では、ウイルス被害件数とマイクロソフト セキュリティ更新プログラム(以下 修正プログラム)のリリース件数から相関関係について分析を行いました。
修正プログラムのリリース件数は必ずしもウイルス被害件数に影響を及ぼしていないとの結論を報告いたしました。
前編の投稿を読まれた方の中には、被害件数との相関関係が弱まっているという分析結果をみても、WEBメディアなどの報道では、たびたび脆弱性を悪用したウイルスの流通が確認されているように感じる方も多いと思います。
後編では本年度TrendLabsが実施した注意喚起情報を元に、どのような傾向を持つ脆弱性がウイルスによって悪用されているのか分析を行っていきたいと思います。 (さらに…)
続きを読むマイクロソフト社は12日、2007年度最後となる自動更新機能(「Windows Update」/「Microsoft Update」)によるセキュリティ更新プログラム(以下 修正プログラム)の公開を実施しました。
ここでは、2007年度の修正プログラムについて振り返り、ウイルス動向との関連について注目します。
同社は「信頼できるコンピューティング:Trustworthy Computing」に基づき、2003年11月以降、同社製品のセキュリティホール情報(Security Bulletin)および修正プログラムを、毎月第2火曜日(日本時間で第2水曜日)に定期公開することを約束(* 注釈1)しています。また、2007年6月にはセキュリティ情報の詳細な事前通知を開始しています。
管理者はこうした情報をつうじて、危険性を分析し、修正プログラムの適用計画を検討されていることと思います。
続きを読むトレンドマイクロのWebページがリニューアルされてちょっと経ちますが、「脅威レベル」の定義を変更してから初めてレベルを移動させるケースが起こりました。初の脅威レベル「中」設定は「WORM_SKIPI.A」の登場によるものでした。 (さらに…)
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