世界のパブリッククラウドサービス市場は、2020年に17%拡大すると予測されています。多くの企業や組織は自身の立場を、クラウドを第一に検討する「クラウドファースト」としていますが、すべてをクラウド化する「クラウドオンリー」ではないとしているようです。
クラウドインフラのセキュリティを考える
クラウドサービスを新しく導入することは、機動性の向上や他社との差別化など、組織の改善に大いに役立ちます。しかし、技術が進歩すればリスクも同時に発生するのと同様に、クラウドサービスの採用にもサイバーセキュリティ上のリスクが伴います。つまり、IT責任者にとって、包括的で簡素化された方法でセキュリティを管理する必要性がこれまで以上に高まっていると言えます。
多くの組織がクラウドを利用する理由に、従業員の生産性向上や、顧客中心としたサービスを機敏に提供できるようDevOpsを強化する目的があります。しかし、クラウド移行に伴う課題はさまざまな場面で発生することが多く、一貫した方法で組織全体を見渡しセキュリティを管理することを困難にしています。 (さらに…)
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