※この記事にはその後判明した事実に基づく統括情報を公開しております。こちら からご参照ください。
リージョナルトレンドラボは10月24日、マイクロソフト株式会社のServerサービスに存在する脆弱性(MS08-067:CVE-2008-4250)を悪用し、Webサイトから不正プログラムをダウンロードする「WORM_GIMMIV.A(ギミブイ)」と、「WORM_GIMMIV.A」によりダウンロードされ、実被害を及ぼすトロイの木馬型スパイウェア「TSPY_GIMMIV.A」の被害報告を受信いたしました。
※当初本記事中において、「TSPY_GIMMIV.A」自体に脆弱性(MS08-067:CVE-2008-4250)を悪用するかのような表現がありましたが、リージョナルトレンドラボのその後の調査により、「TSPY_GIMMIV.A」自体に脆弱性を悪用するコードが含まれていないことを確認いたしました。
本脆弱性を悪用したワーム型不正プログラム「WORM_GIMMIV.A」の感染活動の一つとして、「TSPY_GIMMIV」がダウンロードされることを確認いたしました。