トレンドマイクロは、2014年10月、偽広告を利用し、利用者を不正プログラムに感染させようとする攻撃を YouTube 上で新たに確認しました。偽広告は、不正なコードを含む Webサイトにユーザを誘導するためによく利用される手法ですが、今回の確認された偽広告は、最終的に利用者をランサムウェアに感染させようとするものでした。
続きを読む「Twitter を悪用した事例の研究:Part 1」では、Twitter 上に存在する脅威について調査したトレンドマイクロのリサーチペーパー「An In-Depth Analysis of Abuse on Twitter(英語情報)」を紹介し、弊社が確認したさまざまな不正なつぶやき(ツイート)について説明しました。今回は、こうした脅威の規模と範囲について取り上げます。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again shell(bash)」に存在する脆弱性「Shellshock」の重大性を考えると、この脆弱性を利用した攻撃をさらに確認しても不思議はありません。「Shellshock」に関する報告があってから数時間後、この脆弱性を利用してシステムに侵入する不正プログラム「ELF_BASHLITE.A」が確認されました。また「PERL_SHELLBOT.WZ」や「ELF_BASHLET.A」といったその他の不正プログラムも確認されています。これらは、複数のコマンドを実行する機能を備えており、これによりPC やサーバが乗っ取られることになります。
続きを読むLinux などで使用されるオープンソースプログラム「Bourne Again SHell(bash)」に存在する脆弱性「CVE-2014-7169」に関する報道があってから数時間後、この脆弱性を利用した攻撃が確認されたことが報告されました。この脆弱性が利用されると、任意のコード実行が可能となり、システムのセキュリティが侵害されます。攻撃者がWebサーバのコンテンツの改変、Webサイトのコード変更、Webサイトの改ざん、データベースからのユーザ情報の窃取といったシナリオが想定されます。
続きを読むエクスプロイトキットは、長い間サイバー犯罪者の武器の 1つとなっています。ここ数年間で最も有名なエクスプロイトキットの 1つは、「Blackhole Exploit Kit(BHEK)」です。2013年、BHEK の作成者が逮捕された際、このエクスプロイトキットに関する報道は最も過熱しました。
続きを読む「CryptoLocker」は、ファイルを暗号化する機能を備え、巧妙化した「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」で、2013年10月に初めて確認されました。このランサムウェアは、新しい技術や手法を加えながら絶えず進化し、早期検出を回避して、何の疑いも持たないユーザにファイルを元に戻すための「身代金」を要求します。
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