台湾およびフィリピンの主要な政府機関および企業が、アジア太平洋地域で進行中の攻撃キャンペーンの最新の標的となりました。標的とされた国の地域にちなみトレンドマイクロが「Tropic Trooper作戦」と名付けたこの攻撃キャンペーンの背後にいる攻撃グループは、台湾政府の複数の省庁や、重工業、フィリピンの軍事関連機関から機密情報を窃取をすることを目的としていました。
続きを読むGoogle は、2014年6月3日(米国時間)、64ビット版の「Google Chrome」のリリースを発表しました。Google によると、64ビット版のリリースに踏み切った理由は、Windowsユーザの大半が 64ビット版の Operating System(OS)を使用しているためとしています。64ビット版Windows の普及率は、Microsoft が当初予測したよりも若干ゆるやかとなっていますが、確実に伸びてきており、ソフトウェア開発各社からサポートが受けられることからでも明らかです。しかし残念ながら、64ビット版の不正プログラムが攻撃者によって進められ、普及しているのも、トレンドマイクロでは確認しています。
続きを読むトレンドマイクロは、「2H-2013 Targeted Attack Roundup Report(英語情報)」で、台湾での標的型攻撃キャンペーンに関連した複数の攻撃を確認したことを報告しました。
続きを読む最新版の「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」とされる「CryptoLocker」は、特定のファイルを暗号化し、その後 300米ドル(または 300ユーロ)の復号化ツールをユーザに示すことにより、代金の支払いを強いることでよく知られています。ここでは、どのようにこの不正プログラムが侵入するのか、そしてどのように他の不正プログラム、なかでも注目すべきはオンライン銀行詐欺ツール「ZBOT」へと結びついてくのかについてを取り上げます。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」では、公式Androidマーケットで出回る不正なアプリについて何度も確認し、本ブログや英語ブログ「Malware Blog」を通じて紹介してきました。先々週の 2012年2月7日、人気アプリ “Angry Birds” の開発元である「Rovio Mobile Ltd」を装う悪質なデベロッパーの事例について紹介。問題のデベロッパーは、人気アプリの名前を悪用し偽のアプリのダウンロードを促しました。また、その前日である 2月6日(英語版の公開日)、iOS で人気のゲームアプリ「Temple Run」の偽アプリが公式Androidマーケットで出回っていることも確認しています。
そして 2月20日、これまでに報告してきた偽アプリと類似した活動を実行する偽アプリを 37個も確認。今回確認された問題のアプリは、実際のゲームアプリのデベロッパーとは異なる開発元が “ファン” 向けに提供する “fan app(ファンアプリ)” を装っていました。
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