2014年4月16日(現地時間)、韓国南西部の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故のニュースは大きな衝撃を与えました。
続きを読む「古きを捨て、新しきものを得る」ということわざは、ほとんどのサイバー犯罪に当てはまりません。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、古くからある不正プログラムが更新して、新しい手法や新たな不正活動、または新たな対象者を追加した事例をたびたび確認しています。「JAVA_OZNEB.B」として検出される古い「Remote Access Tool(RAT)」も、間違いなくその 1つでしょう。
続きを読む「UPATRE」ファミリは、2013年に最も多くスパムメールに添付された不正プログラムとなりました。このファミリは、他の不正プログラムをダウンロードすることでも知られています。例えば、オンライン銀行詐欺ツール「ZBOT」や「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」、中でもさらに巧妙化したランサムウェアの「Cryptolocker」などです。こうした例は、「UPATRE」の手口が常に向上していると考えるのに十分な理由となっています。今回は、添付ファイルに添付ファイルを埋め込むという手口です。
続きを読むマクロを利用した攻撃は、2000年代初期に猛威を振るい、メリッサウイルスの存在が大々的に報道されたことで多くの悪名をはせました。しかしながら、その後すぐにマクロを利用した攻撃は、脅威の世界から立ち去り始めました。この主な理由の 1つは、Microsoft により実施された不正なマクロファイルに対するセキュリティ対策によるものと考えられます。もう 1つの考えられる理由は、サイバー犯罪者が単純に新たな攻撃手段へと移行したというものです。
しかし、マクロを利用した攻撃は、さらにもう一度、脅威の世界へ戻ってきたかのように見えます。トレンドマイクロは、2014年4月、マクロ有効ファイルを利用した攻撃を確認しました。
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