トレンドマイクロでは 2013年の脅威傾向として非Windows、非PC への脅威拡散の増加を予測しています。先日来非Windows環境への攻撃事例として、RPMベースの Linux を狙う「SSHD Rootkit」の事例、非Windows系の Webサーバとして高いシェアを持つ「Apache」を狙ったWeb改ざん攻撃の事例、などを確認しています。そして今回は、Windows から Mac OS への不正プログラム拡散ケースとして興味深い事例を確認しました。 |
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トレンドマイクロでは 2013年の脅威傾向として非Windows、非PC への脅威拡散の増加を予測しています。先日来非Windows環境への攻撃事例として、RPMベースの Linux を狙う「SSHD Rootkit」の事例、非Windows系の Webサーバとして高いシェアを持つ「Apache」を狙ったWeb改ざん攻撃の事例、などを確認しています。そして今回は、Windows から Mac OS への不正プログラム拡散ケースとして興味深い事例を確認しました。 |
トレンドマイクロは、「2013年におけるセキュリティ予測」のなかで、従来の不正プログラムは、新たな脅威を作り出す代わりに、ツールの改良に注目すると予測しました。この予測の好例として、攻撃ツール「Blackhole Exploit Kit(BHEK)」がセキュリティ業界による努力を絶え間なく回避しようとしている状況を挙げることができます。実際、「TrendLabs(トレンドラボ)」は、2013年2月末、ある BHEK を利用する攻撃に関する報告を受けました。これは、「JAVA_ARCAL.A」として検出される脆弱性利用型不正プログラム(エクスプロイト)を取り入れており、2月末に対応されたばかりの脆弱性「CVE-2013-0431」を対象とします。
続きを読むトレンドマイクロは、2013年1月31日、「持続的標的型攻撃(Advanced Persistent Threats、APT)」で利用されるツールおよびこれらのツールをどのように識別するかについて明らかにしました。スレットリサーチャーとしての日常業務において、我々は、より安全にユーザを保護する目的で、持続的標的型攻撃を仕掛ける攻撃者、および攻撃者が活用するツールを調査・解析しています。本ブログの目的は、持続的標的型攻撃の攻撃者が利用するツール、そして攻撃者がそれらのツールをどのように活用するのかに関する調査を促進することにあります。
続きを読む昨年10月に報道を賑わした、国内金融機関のオンラインバンキング利用者を狙って認証情報を詐取する攻撃(国内オンラインバンキング利用者を狙った攻撃、トレンドマイクロが注意喚起)は記憶に新しいところです。トレンドマイクロでは、その後に収集された脅威情報の解析から、同様の日本国内を標的とした攻撃は継続されており、今後は定番化していく危険性が高いものであることを注意喚起します。このような攻撃の被害に遭わないためにも、オンラインバンキングを利用する皆様には、攻撃の手法をよく理解し注意するとともに、対策の徹底を推奨します。 |