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2021年登場のランサムウェア「Hello」、SharePoint脆弱性からWebシェル使用の手口を解説

  • 投稿日:2021年7月19日
  • 脅威カテゴリ:不正プログラム, 脆弱性, 攻撃手法
  • 執筆:Trend Micro
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2021年1月、トレンドマイクロは暗号化したファイルに拡張子「HELLO」を付加する新種のランサムウェアを発見しました。この新たなランサムウェアファミリは、「HELLO RANSOMWARE」(別名:「WICKRME」)と呼ばれ、別名はサイバー犯罪者との連絡に使用されたチャットアプリケーション「WickrMe」から命名されました。Helloランサムウェアのこれまでの亜種は .heming や .strike などの拡張子を付加することが確認されていますが、サイバー犯罪者が使用するWickrMeのユーザ名は含まれていませんでした。.Helloの拡張子がついた新しいバージョンの身代金要求文書(図2)には、WickrMeの連絡先が記載されるようになりました。このランサムウェア攻撃の侵入経路としては、Microsoft SharePoint serverの脆弱性(CVE-2019-0604)を利用する攻撃が考えられます。

図1:以前の身代金要求文書(ランサムノート)WickrMeの連絡先や明確な要求金額が記載されていない
図1:以前の身代金要求文書(ランサムノート)
WickrMeの連絡先や明確な要求金額が記載されていない

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Tags: ランサムウェアChina ChopperCVE-2019-0604HelloWebシェル

「Microsoft SharePoint」の脆弱性「CVE-2019-0604」を解説、遠隔からのコード実行が可能に

  • 投稿日:2019年5月23日
  • 脅威カテゴリ:脆弱性
  • 執筆:Zero Day Initiative (ZDI)
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Microsoftは2019年2月、Webベースのコラボレーションソフトウェア「SharePoint」で遠隔からのコード実行(Remote Code Execution、RCE)が可能になる2つの脆弱性に対処する修正プログラムを公開しました。2つの脆弱性の深刻度は両方とも緊急(Critical)に分類されました。攻撃者は特別に細工したリクエストを送信することでこの脆弱性を突き、SharePointのアプリケーションプールと企業アカウントのSharePointサーバにおいて任意のコードを実行することが可能です。

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Tags: CVE-2019-0604RCESharePoint


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