昨年11月21日を発端とし、「MS08-067」で対処した脆弱性(セキュリティホール)を悪用する「WORM_DOWNAD」(ダウンアド、別名:「W32.Downadup」または「Win32/Conficker」)ファミリの被害が拡大しています。その被害は亜種の出現により、拡散能力、駆除に対する耐性の強化が図られてきたことで深刻度が高まっています。今回はそのファミリの系譜を辿ることで、脅威を分析するとともに、トレンドマイクロのソリューションによる予防策についてお知らせします。
図1は、主要なWORM_DOWNADファミリを系譜図としてまとめたものです。
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