トレンドマイクロでは、2014年10月、より広範囲のユーザを対象とし、検出を回避する新しい手法を備えたオンライン銀行詐欺ツールを確認しました。「DRIDEX」として知られるこの不正プログラムは、オンライン銀行詐欺ツール「CRIDEX」の後継と言われています。
続きを読む4月18日のブログ記事では、ボストンマラソン同時爆破事件に便乗する攻撃者の手口を注意喚起しました。「TrendLabs(トレンドラボ)」ではこのような悲惨な事件に便乗する攻撃者の他のスパム活動を続けて確認しています。
続きを読む2012年3月初旬、改ざんされた WordPress 使用のWebサイトから最終的に情報収集機能を備える「CRIDEX」ファミリに感染する事例を米国に本社を置くセキュリティ企業が報告しました。この攻撃の背後に潜むサイバー犯罪者は、改ざんされたサイトへとユーザを誘導するためにスパムメールを利用。米国の「Better Business Bureau(商事改善協会)」やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「LinkedIn」などから送信されたように見せかけ、正規のメールを装っていました。確認されたこれらのスパムメールは、ユーザの興味や関心を逆手にとるソーシャルエンジニアリングの手法を用いて、メール本文内のリンクをクリックするように促します。
続きを読む