ニセのセキュリティソフトの被害が増えています。ニセセキュリティソフトとは名前の通り、ウイルス対策製品やシステムユーティリティと偽り、実際にはほとんど有効性のない詐欺的なソフトです。その実体はほとんどの場合、スパイウェアやアドウェアです。特に悪質なものはWeb上でウイルス検出やシステムエラーなどのメッセージを表示し、ユーザを不安にさせてそのソフトの購入を促します。騙されたユーザは結果的にお金を払ってスパイウェアやアドウェアをインストールすることになってしまいます。
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前回の「WORM_NUWAR.AOS」もそうでしたが、ユーザを騙して不正プログラムファイルを実行させるためのネタとしてよく使われるのがセキュリティ対策ソフトを偽る方法です。最近の例を2例紹介します。
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