「Greetings from TrendMicro Inc.」(トレンドマイクロ社からのご挨拶)で始まるメールが出回っています。内容は、「スパイウェアによる情報漏えいの被害は甚大です。今すぐスパイウェア対策ソフトの無料体験版をダウンロードしてください」というもの。そして最後は「TrendMicro Asia」(トレンドマイクロ・アジア)で終わっています。 (さらに…)
続きを読む TrendLabsでは、2007年9月4日不正なMicrosoft Access形式ファイル「.mdb」を入手しました。ファイルの詳細について現在解析を進めていますが、オープンすると他の不正プログラムを作成するウイルスドロッパーの活動があることを確認しています。同様の不正ファイルが出回る可能性がありますのでメール / Web などで流通するMicrosoft Access形式ファイルの取り扱いには十分ご注意ください。
トレンドマイクロでは OPR 4.693.00 より、不正mdbファイルを 「TROJ_ACDROPPER.K」 の検出名で対応しています。また、「TROJ_ACDROPPER.K 」の実行により作成される実行ファイルも「TROJ_AGENT.PXT」の検出名で対応しています。 (さらに…)
あなたにとって時の人とは誰ですか。
あこがれの芸能人、著名な実業家、政治家など、人それぞれです。
スパムメールや、ウイルス添付メールを見ると大衆のツボを押さえたラインナップをそろえています。
配信する彼らはソーシャルエンジニアリングに長けたプロですから。
今回は先月「スキャンダラスな内容によるウイルス拡散(TROJ_AGENT.XOJ)」として紹介したケースの続編です。
その後、同ウイルスは「TROJ_AGENT.OWQ」へと新たな亜種を登場させ、再び拡散を試みています。 (さらに…)
ルートキットという言葉を聞いたことはありますか。
最近は、知っていると答える方も多くなってきたと思います。これまで専門家のみで取り扱われてきたルートキットという概念を広く一般へ伝えるきっかけとなったのが
2005年 に報告された「RTKT_XCP.A」です。
本来「RTKT_XCP.A」は、米国 SONY BMG社がWindows上でのCDの不正コピー防止を行う目的で作成したプログラム(コピーコントロール)で、音楽用CDに含まれるものでした。不正な目的で作成されたプログラムではなかったのですが、ウイルス(例:BKDR_BREPLIBOT.C、BKDR_BREPLIBOT.D)が自身の存在を隠蔽するために「RTKT_XCP.A」を悪用するケースが確認され、その検出に対応したのが2005年のことです。
2007年、この脅威の波が再び訪れています。 (さらに…)
続きを読む昨年6月にも報じられた「Yahoo! Messenger 8.1」におけるセキュリティホールが再びクローズアップされています。今回新たに報じられたセキュリティホールは、中国のセキュリティフォーラムに投稿されたものです。 (さらに…)
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