米Googleは、2011年6月28日(米国時間)、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Google+」を発表、試験運用を開始しました。これには、現在世界で絶大な人気を誇る「Facebook」へ対抗しようとする同社の意図が込められているのではないかともいわれています。Google+は、開始当初から大きな話題を呼んでいるようです。現時点では、招待制で、招待を受けたユーザのみが利用できるようになっていますが、登録済みのユーザが他のユーザを招待しようと「とんでもない数の招待状送信」がなされ、新たなユーザへの招待状送信が一時停止されるという事態にも陥りました。
続きを読む2011年も半年が早くも過ぎ、7月になりました。2011年上半期を振り返ると様々な不正プログラムが確認されてきましたが、注目すべき点は、Android OS 搭載のモバイル端末を狙う不正プログラムの増加でしょう。 |
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20110706104118.html
米Adobeは、2011年3月21日、深刻な脆弱性「APSA11-01」に対応する修正パッチを公開。この脆弱性は、それまで未修正の状態で、実際の悪用事例が報告されていました。それからわずか数週間後の 4月11日、”Adobe Flash Player” に新たなゼロデイ脆弱性が確認されました。
同社が公開したセキュリティ情報によると、この脆弱性は「APSA11-02」として識別され、この脆弱性を悪用する不正な ShockWave Flashファイル(拡張子SWF)を埋め込んだ MS Office の Wordファイルが拡散しているとのこと。また、問題となる Wordファイルは、Eメールに添付され、この添付ファイルを開くと不正プログラムに感染すると報告しています。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、現在、この攻撃で侵入経路となっているメールの詳細情報を確認中です。
続きを読む今日、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)上では大量の個人情報が公開されるようになってきています。こうした現状において、個人のプライバシーをどのようにして守るのかが、ユーザにとって最も気がかりな点であり、SNSの1つ「Facebook」のユーザにとっても例外ではありません。
Facebookユーザは、「掲載した情報が悪意のある第三者に見られ、悪用されるのではないか」という懸念から、自身の公開情報へのアクセス許可に非常に敏感になっています。これを踏まえると、他人のプライバシーを侵害しようとする「ストーカー」は、こうしたユーザにとって、「悪夢」のような最低の事態をもたらす存在といえるでしょう。
「TrendLabs(トレンドラボ)」は、2月下旬、Facebook上でユーザのストーカー行為に対する恐怖心を巧みに利用した事例を確認しました。この事例では、「profile view(プロフィールの閲覧)」や「creepers(ストーカー)」といった、ストーカー行為を連想させるような言葉を含んだドメインによるWebサイトが設けられ、「誰が自分のプロフィールを最も多く閲覧しているか、また、何回閲覧しているか」といった、自分の「ストーカー」を突き止めるツールの提供を装っていました。
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