トレンドマイクロは、2014年3月16日、Google のセキュリティ対策基盤である「Bouncer」に影響する 、Androidシステムにおけるクラッシュを引き起こす脆弱性に関する記事を確認しました。この脆弱性は、Android OS 4.0 以上を搭載したモバイル機器にも影響を与えます。弊社は、Android を搭載したスマートフォンおよびタブレットに深刻な被害を与えようと、サイバー犯罪者によってこの脆弱性が利用される可能性があると予想しています。この脆弱性を持つ端末は、リブートの無限ループ、またはブートループに入ります。これにより、端末がまったく反応しなくなる「文鎮化」の状態となります。
続きを読むオンライン銀行詐欺ツール「ZBOT」ファミリは、おそらく今日の最もよく知られた不正プログラムファミリの 1つでしょう。「ZBOT」は、一般的にオンライン銀行に関連する認証情報を収集することで知られています。しかし「ZBOT」は、情報収集以外の機能も備えており、いくつかの「ZBOT」の亜種は、ランサムウェアのような他の脅威のダウンロードまたは作成といった不正活動を実行します。
続きを読むトレンドマイクロでは、クラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」により、脅威情報を継続的に収集・分析しています。これらの分析から、モバイル向け不正サイトが過去 2年間で約 14倍に急増していることがわかりました。また、サイバー犯罪者の誘導により、これらの不正サイトへアクセスしてしまう日本のユーザも増加しており、攻撃目標がモバイルユーザに向かっていることを示しているものと言えます。
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