トレンドマイクロは、「2H-2013 Targeted Attack Roundup Report(英語情報)」で、台湾での標的型攻撃キャンペーンに関連した複数の攻撃を確認したことを報告しました。
続きを読むトレンドマイクロは、近年、複数のサイバー犯罪者の逮捕や彼らが利用するインフラの閉鎖を確認しています。そして、それらに新たに付け加える事例がありました。英国の法執行機関は、弊社と協力して、「Jam3s」と呼ばれるサイバー犯罪者を逮捕および起訴しました。Jam3s の本名は、James Bayliss です。James は、攻撃ツールキット「SpyEye」のコマンド&コントロール(C&C)サーバを稼働させており、「ccgrabber」と名付けられた SpyEye のプラグインのコーディングもしていました。James は、捜査が開始されてから 4年以上を経て、ついに起訴されました。
続きを読むトレンドマイクロでは、外出先で安全にネットワークに接続することの難しさについて取り上げてきました。このことは、特に休暇中に当てはまるでしょう。滞在先を探す際、インターネットアクセスがあるかどうかが、最も重要な要素となっています。実際、多くのホテルや宿泊施設では、Wi-Fi が使用できることは、不可欠なサービスの 1つです。楽しく穏やかな休暇を目の前にして、インターネットは安全にアクセスできて当然と考えるのも無理はありません。
続きを読む「VOBFUS」ファミリの不正プログラムは、多様に変化させる機能を備えていることで知られています。この機能により、新たな亜種を簡単に生成することができます。「TrendLab(トレンドラボ)」は、2014年5月、この機能の代わりに複数の言語を利用する「VOBFUS」ファミリの亜種を確認しました。これは、「VOBFUS」ファミリの不正プログラムには今まで見られなかった機能です。
続きを読む脆弱性、特にゼロデイ脆弱性は、攻撃者により頻繁に標的型攻撃の開始点として利用されます。Microsoft Word に存在したゼロデイ脆弱性「CVE-2014-1761」がまさにこの事例に該当します。Microsoft は、2014年3月に公開された「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2953095)」で、この脆弱性が「限定的な標的型攻撃」に利用されたことを認めています。その後 Microsoft は、4月の月例セキュリティ情報で、この脆弱性の更新プログラムを公開しました。
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