他人の ID やパスワードの使用などを規制する不正アクセス禁止法について、「なりすまし」等の不正な手段を用いて ID やパスワードなどの情報を取得する行為を罰する改正案が 2012年3月30日に可決、成立しました。 |
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他人の ID やパスワードの使用などを規制する不正アクセス禁止法について、「なりすまし」等の不正な手段を用いて ID やパスワードなどの情報を取得する行為を罰する改正案が 2012年3月30日に可決、成立しました。 |
2012年3月20日(米国時間)、「Ministerstvo Vnutrennikh Del(MVD、ロシア内務省)」などにより、フィッシング詐欺を働いていた 8人の逮捕という朗報が届きました。米国の州立アラバマ大学バーミングハム校の Gary Warner 教授は、自身のブログ「Cybercrime and Doing Time」で、直接捜査協力していたセキュリティ企業とトレンドマイクロのリサーチャーが協働していた経緯も含めて今回の逮捕についての詳細を紹介しています。この逮捕劇については、Warner 教授のブログをご参照ください。
続きを読む「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)」は、2011年8月3日、「国内のインターネットバンキングで不正アクセスが相次いでいる」として不正プログラムや迷惑メールに対する注意喚起を行いました。本記事では2000年代中盤から主にインターネットバンキングを標的とした攻撃を行い、海外で多くの被害を生み出している通称「Zeus」や「SpyEye」に関連するトピックを中心にインターネットバンキングを標的とした攻撃を解説します。 |
2011年7月末、韓国「SK Communications」のユーザ約3500万人の個人情報が漏えいした事例について多数の報道がなされました。SK Communicationsは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やモバイル通信サービス、インスタント・メッセージ・サービスなどを提供する韓国最大のオンライン・サービス・プロバイダです。今回の情報漏えいでは、同社が運営するポータルサイト「Nate」とSNS「CyWorld」のユーザが影響を受けているようです。
続きを読む前回は、「Data Loss/Leakage(データ消失/漏えい)」について記載しました。今回は、「Account, Service & Traffic Hijacking(アカウント/サービスの乗っ取り)について解説します。 |
2011年に入り、日本でも注目され始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」。同SNSサイトの統計ページによると、世界的に7.5億人以上のアクティブユーザが存在し、その内、半数が毎日ログインしているようです。日本でも、2011年7月11日時点で380万人のユーザが存在し、着実にその数を増やしています。
トレンドマイクロは、今年初め、「2010年を振り返る - 2)使用には要注意! 最も悪用されやすいデバイス/ツールとは?」を発表し、その中で、「2010年に最も危険だったSNS」として、Facebookを挙げました。世界最大のSNSとも言われるFacebookの人気はサイバー犯罪者の「格好の標的」となっており、アンケートを装った金銭目的の詐欺から「KOOBFACE」の拡散など、様々な攻撃が仕掛けられたことがその理由でした。 |
Facebookは、2010年同様、いまだサイバー犯罪者の標的となっているのでしょうか。2011年上半期に確認された攻撃を振り返ってみます。
続きを読む米Googleは、2011年6月28日(米国時間)、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Google+」を発表、試験運用を開始しました。これには、現在世界で絶大な人気を誇る「Facebook」へ対抗しようとする同社の意図が込められているのではないかともいわれています。Google+は、開始当初から大きな話題を呼んでいるようです。現時点では、招待制で、招待を受けたユーザのみが利用できるようになっていますが、登録済みのユーザが他のユーザを招待しようと「とんでもない数の招待状送信」がなされ、新たなユーザへの招待状送信が一時停止されるという事態にも陥りました。
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