特に休暇シーズン中にオンラインショッピングをする一番の理由は、その「手軽さ」にあるといえるでしょう。しかしオンラインショッピングは、手軽にできる一方、情報窃取を可能にするフィッシング攻撃をサイバー犯罪者は容易に仕掛けることができるため、ユーザのログイン情報や個人情報が危険にさらされることとなります。
続きを読む攻撃者は、企業や政府関連組織を狙う標的型攻撃と思われる攻撃において、再び休暇シーズンのトピックを利用しているようです。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、”PROPOSED CHRISTMAS PARTY 2012.doc” というファイル名を持つ検体を確認しました。トレンドマイクロの製品では、このファイルを「TROJ_ARTIEF.RTN」として検出します。この不正プログラムは、実行されると、受信者に正規の文書ファイルであるように思わせる偽ファイルとして ”temp.doc” を作成します。トレンドラボが確認したこの文書ファイルの内容は、まるで特定の政府関係組織の次回クリスマスパーティの招待状であるように見えます。
続きを読む日本の迷惑メール配信業者は Android OS を搭載した端末(以下、Android端末)の不正アプリを使って彼らの基盤を盤石なものにするべく準備を整えているようです。今回は相次いで報告されたAndroid OS の「電話帳」搾取を狙った「ANDROIDOS_CONTACTS.E」の脅威について紹介します。 |
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先週、Apple の公式アプリストア「App Store」にて「iOS 初の不正プログラムが確認された」というニュースが大々的に報じられました。しかし、このニュースについて慎重に考えるべき点が1つあるようです。今回、この事例について振り返ってみましょう。
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