ゲームアプリ「Candy Crush」は、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)およびAndroid端末の両プラットフォームにて人気を博しているゲームの1つで、2013年1月中旬、Facebook 版ゲームアプリのなかでもっとも人気を集めた「FarmVille 2」からその首位の座を奪ったと報告されました。このような人気のゲームに便乗するのがサイバー犯罪者の常とう手段であり、ゲームのファンたちから不正な利益を得ようと利用することは説明するまでもありません。過去に同様の事例が、“Instagram” や “Bad Piggies“、”Temple Run” といった他の人気モバイル端末向けアプリやゲームにおいて確認されています
続きを読むトレンドマイクロの CTO である Raimund Genes は、2013年に発表した「2013年におけるセキュリティ予測」のなかで、既存の不正プログラムが徐々に改善されることを予測しています。つまり不正プログラムの作成者は、新たな脅威を拡散するのではなく、ツールをさらに改良するか、またはどのようにこれらの攻撃を行うかといったことに焦点を当てます。
続きを読む「Mini Flame」(「BKDR_FLAMER.SMA」として検出)が、情報収集機能を備えた最新ツールとして現在の脅威状況に出現しました。しかし、綿密な解析結果から、「BKDR_FLAMER.SMA」は、「PlugX」や「PoisonIvy」といった他の不正ツールと大きな違いがないことが判明しています。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」は、“Adobe Flash Player” の脆弱性「CVE-2012-1535」が標的として悪用されているという報告を受けました。この脆弱性を利用する不正なファイルにより、バックドア型不正プログラムが作成されます。
続きを読む2012年3月6日(米国時間)、米連邦裁判所は、同国政府の要請を承認し、DNSチェンジャーと呼ばれる不正プログラムによる感染被害者の救済目的で設置した安全な DNSサーバの運用が 120日間延長されることとなりました。米国政府は、当初、不正な DNSサーバを正常な DNSサーバに置き換えることを民間企業に許可する要請について承認を受けていました。この当初の決定では、2012年3月8日までにその代替サーバの運用が停止されることが決められていました。しかし、今回の決定により、これらのサーバがさらに 4カ月間稼働されることとなりました。この期間延長により、DNSチェンジャーの被害者にとっては PC復旧のための時間がさらに猶予されることとなりました。この期間延長については、エストニアの裁判所が「Rove Digital」の子会社である「Esthost」の運営に関与していた 4名の身柄を新たに引渡す承認をした数日後に決定されました。2011年11月に逮捕された 6人の容疑者全員、エストニア政府の承認のもと、米国に引き渡されることになります。
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