暗号化型ランサムウェア「Locky」ファミリは、2016年2月に確認されて以来、注目度の高いランサムウェアの1つとなっています。そしてブラジルのアンダーグラウンドで販売されたり、様々なエクスプロイトキットにより拡散されたりしてきました。また、拡散の手法にマクロや JavaScript、VBScript、Windows スクリプトファイルといったファイルを利用することで知られています。そして今回、トレンドマイクロは、DLLファイルを利用する「Locky」を新たに確認しました。
続きを読むトレンドマイクロは、弊社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」のフィードバックにより、「Angler Exploit Kit」および「Nuclear Exploit Kit」が、「Hacking Team」の情報漏えい事例で確認された Adobe Flash Player のゼロデイ脆弱性を利用するエクスプロイトコードを追加し、更新していたことを確認しました。さらに、セキュリティリサーチャーの Kafeine氏によると、「Neutrino Exploit Kit」も、このゼロデイ脆弱性を利用したエクスプロイトコードを追加したようです。
続きを読むトレンドマイクロは、2015年2月2日に本ブログ上で報告した Adobe Flash Player に存在する新たなゼロデイ脆弱性に関して、このゼロデイ脆弱性を利用した攻撃に用いられたエクスプロイトキットを特定する有益な情報を入手しました。Adobe は、この脆弱性「CVE-2015-0313」に関するセキュリティ情報で、今回の脆弱性が現行のバージョンに影響を与えることを報告しています。なお、バージョン 11.x およびそれ以前のバージョンは影響を受けるソフトウェアから除外されました。
続きを読むエクスプロイトキットは、長い間サイバー犯罪者の武器の 1つとなっています。ここ数年間で最も有名なエクスプロイトキットの 1つは、「Blackhole Exploit Kit(BHEK)」です。2013年、BHEK の作成者が逮捕された際、このエクスプロイトキットに関する報道は最も過熱しました。
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