さまざまなスマホや IoTデバイス、そして社内サーバでも影響を受ける可能性がある脆弱性が確認されました。読み間違いではありません。スマートフォンや「モノのインターネット(Internet of Things、IoT)」関連の機器にも、また、インターネット上に公開されていない社内サーバでも、同様に脆弱性の修正プログラムを適用する必要があります。
続きを読む想像してみてください。いつも利用している銀行から Eメールが届き、モバイルアプリの更新版をインストールするよう依頼されます。アプリをダウンロードすると、管理者権限を要求されます。問題が発生したためと画面に表示され、あなたはその要求を許可します。アプリを動かしてみると正常に動作し、決済も問題なく行うことができました。
翌日、自分のスマートフォンがパスワードを認識しないことに気づきます。誰かにパスワードを変更されてしまったのでしょうか。しかし、スマートフォンは誰にも貸していないため、誰がどうやってパスワードを変更したのか見当もつきません。2回ほどパスワードを入力してみますが認識しません。あと数回のうちに正しいパスワードを入力できなければ、端末内の情報は自動的に消去されてしまいます。ロックを解除する方法を一日中考えている間に、銀行口座からお金が消えていました。
続きを読む年末年始のショッピングシーズンが過ぎ、さまざまな新しいスマート製品を手に入れた人も多いでしょう。「モノのインターネット(Internet of Things、IoT)」の中で最もよく使用されているのはスマートテレビです。スマートテレビは単に画面を映し出すだけでなく、その多くは Androidアプリも実行可能です。こうした機能は便利な一方、危険をもたらす恐れもあります。トレンドマイクロでは、2013年6月にスマートテレビに関する問題を最初に取り上げた際、こうした危険性に言及しています。
続きを読む今このブログ記事を PC から読んでいる皆さん、ご使用の Windows のバージョンはなんでしょうか?もう XP やそれ以前の OS をご使用の方はいないと信じていますが、Windows Vista、Windows 7、Windows 8.1 の方々はすぐにご使用の Internet Explorer(IE)のバージョンを確認し、最新ではない以前のバージョンをご使用の場合はすぐにアップデートを行うことをお勧めします。2016年1月13日以降マイクロソフト社のサポートポリシーが変更され、サポート対象が「各オペレーションシステムの最新版の IE のみ」となります。つまり、「最新版」でない古いバージョンはサポート終了する、ということです。
OS のバージョン | IE のバージョン |
Windows Vista SP2 | Internet Explorer 9 |
Windows 7 SP1 | Internet Explorer 11 |
Windows 8 | ※ Windows 8.1 へアップデートが必要 |
Windows 8.1 Update | Internet Explorer 11 |
Windows Server 2008 SP2 | Internet Explorer 9 |
Windows Server 2008 R2 SP1 | Internet Explorer 11 |
Windows Server 2012 | Internet Explorer 10 |
Windows Server 2012 R2 | Internet Explorer 11 |
この表はそれぞれの Windows環境における「最新の」IE のバージョンです。各OS上でこれより古いバージョンの IE は 1月12日でサポート終了となります。クライアントOS に絞れば、Vista のみが IE9 でそれ以外は IE11 が最新となります。ここで IE とは別に注意すべきは Windows 8 です。Windows Vista の延長サポートが 2017年4月まで続く一方で、Windows 8 のサポート期間は 2016年1月12日で終了するため、Windows8.1以上へのアップデートが必要です。IE同様速やかにアップデートを行うことをお勧めします。
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