今年 7月前後からFacebook上では、写真の投稿に「友達」をタグ付けすることで不正な広告を拡散させようとする手口が確認されていますが、10月中旬以降、同じ手口による不正広告が再燃しているようです。これまではサングラスの不正広告が主に確認されていましたが、10月に入りブーツを中心としたアパレルに広告の商品も変化しています。しかし、これらの不正広告から誘導される通販サイトはなりすましの偽サイトですのでご注意ください。
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Microsoft は、2014年11月18日(米国時間)、定例外セキュリティ情報「MS14-068」を公開しました。これは、Windows のさまざまなバージョンの「Kerberos」の実装に存在する脆弱性に対応したものです。このセキュリティ情報によると、この脆弱性はすでに「限定的な標的型攻撃」で利用されています。こうした状況と、Microsoft がこの脆弱性を深刻であると判断し、定例外セキュリティ情報として公開したことを考慮すると、ユーザは直ちに更新プログラムを適用すべきでしょう。
トレンドマイクロでは、2014年第3四半期における国内外の脅威動向についての分析を行いました。攻撃者は常により大きな成果を求めており脅威は変化していく中で、この第3四半期には国内外で企業が扱う顧客情報を狙う傾向が顕著です。特に、外部からの遠隔操作により企業ネットワークにアクセスし、狙った情報を集約、送出するといういわゆる「標的型サイバー攻撃」の攻撃手法が、企業規模や業種を問わず広がっていることが明らかになってきました。