トレンドマイクロでは、2013年第1四半期に日本および世界で確認した脅威の概要を、「2013年第1四半期セキュリティラウンドアップ:『攻撃の矛先は、「ソーシャル」、「クラウド」、「非Windows」へ』」としてまとめました。 |
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トレンドマイクロでは、2013年第1四半期に日本および世界で確認した脅威の概要を、「2013年第1四半期セキュリティラウンドアップ:『攻撃の矛先は、「ソーシャル」、「クラウド」、「非Windows」へ』」としてまとめました。 |
現在ではさまざまなソーシャルメディアが利用されるようになっています。しかし、その利用者が増えるに従い、攻撃者により脅威頒布のインフラとして悪用されるケースも増加しています。また、明確な攻撃の意図を持っていないユーザの行動によっても結果的に脅威が拡散されてしまうこともあります。
今回、トレンドマイクロは、そのようなソーシャルメディア上での脅威拡散の事例として、Twitter上での不審な投稿の増加を確認しました。投稿には一般的に「ブラウザクラッシャー(通称、ブラクラ)」に分類される、不正な Webサイトの URL「hxxp://wi<省略>rr.in/real.alaertstorm.html」が含まれています。 |
ゲームアプリ「Candy Crush」は、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)およびAndroid端末の両プラットフォームにて人気を博しているゲームの1つで、2013年1月中旬、Facebook 版ゲームアプリのなかでもっとも人気を集めた「FarmVille 2」からその首位の座を奪ったと報告されました。このような人気のゲームに便乗するのがサイバー犯罪者の常とう手段であり、ゲームのファンたちから不正な利益を得ようと利用することは説明するまでもありません。過去に同様の事例が、“Instagram” や “Bad Piggies“、”Temple Run” といった他の人気モバイル端末向けアプリやゲームにおいて確認されています
続きを読むAdobeは、2013年2月7日(米国時間)、毎月のセキュリティ更新公開より数日予定を早めて、2つの深刻なゼロデイ脆弱性に対応する定例外のセキュリティアップデートを公開しました。Flash Player に存在するバッファオーバフローを引き起こす脆弱性「CVE-2013-0633」は、利用されると、リモートからのコード実行または「サービス拒否(DoS)」攻撃を引き起こす恐れがあります。すでに悪用されていることが確認されているこの脆弱性は、Flash Player の ActiveXバージョンを悪用して Windows のシステムを狙います。こうした攻撃においては、Microsoft の文書ファイル内に埋め込まれた不正な Flashファイル(拡張子SWF)によりユーザは欺かれることなります。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」は、2010年10月に、金融機関の情報を収集する不正プログラム「CARBERP」の注目すべき特徴について言及しました。この不正プログラムは、Windows 7 および Windows Vista に搭載されている「ユーザーアカウント制御(UAC)」の機能を事実上無効にし、管理者権限無しで自身をインストールする機能を備えています。その後2012年、「CARBERP」の不正利用に関与した8人が「Ministerstvo Vnutrennikh Del(ロシア内務省、MVD)」によって逮捕され、転機を迎えました。そしてこの逮捕劇が、「CARBERP」に終わりを告げるものとなるはずでした。
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