検索:
ホーム   »   Remote Code Execution

「Jenkins」の初期設定で遠隔からのコード実行が可能になる恐れ、管理者は確認を

  • 投稿日:2019年8月5日
  • 脅威カテゴリ:不正プログラム, サイバー犯罪, サイバー攻撃, 脆弱性, 攻撃手法
  • 執筆:Trend Micro
0

トレンドマイクロは、人気のあるオープンソースの自動化サーバ「Jenkins」の初期設定で、限られた権限のユーザが管理者権限を取得し、遠隔から任意のコードを実行できる可能性があることを確認しました。本記事では、このセキュリティ課題の詳細と想定される攻撃シナリオについて解説します。

■「Jenkins」とは

Jenkinsは、ソフトウェア開発チームのDevOpsにおいて開発側の作業を管理するために使用される人気のあるオープンソースの自動化サーバです。Jenkinsは、継続的インテグレーションと継続的デリバリー(CI / CD)プロセスにおいてソフトウェアプロジェクトを自動的にビルドすることが可能です。このようなタスクはジョブと呼ばれます。
(さらに…)

続きを読む
Tags: 管理者JenkisRCERemote Code Execution

3種類の攻撃を実行するボット型マルウェア「AESDDoS」の亜種、脆弱性「CVE-2019-3396」を利用

  • 投稿日:2019年5月24日
  • 脅威カテゴリ:ボットウイルス, フィッシング, スパムメール, サイバー犯罪, 脆弱性
  • 執筆:Trend Micro
0

ボット型マルウェア「AESDDoS」の亜種(「Backdoor.Linux.AESDDOS.J」として検出)が、2019年4月、トレンドマイクロが設置したハニーポットで検出されました。このマルウェアは、ソフトウェア企業「Atlassian」が開発する「Confluence Server」のWidget Connectorマクロにおいて、サーバサイドのテンプレートインジェクション脆弱性「CVE-2019-3396」を利用します。このソフトウェアは、DevOpsを採用する開発チームなどが利用するコラボレーションソフトウェアです。

弊社の調査では、このマルウェアの亜種は、脆弱なバージョンのConfluence Serverおよび「Confluence Data Center」を実行しているシステム上において以下の3つの攻撃を行うことが分かりました。

  1. 分散型サービス拒否(Distributed Denial of Service、DDoS)攻撃
  2. 遠隔からのコード実行(Remote Code Execution、RCE)
  3. 仮想通貨の発掘

(さらに…)

続きを読む
Tags: AESDDoSAtlassian仮想通貨CVE-2019-3396DDoS攻撃Distributed Denial of ServiceRCERemote Code Execution

「Apache Tomcat」の脆弱性「CVE-2019-0232」を解説、遠隔からコードが実行される恐れ

  • 投稿日:2019年5月16日
  • 脅威カテゴリ:脆弱性, 攻撃手法
  • 執筆:Trend Micro
0

「Apache Tomcat」は、オープンソースのJavaサーブレットコンテナで、Apache Software Foundation(ASF)の支援を受けるコミュニティによって開発されました。このApache Tomcatは、「Java Servlet」、「JavaServer Pages(JSP)」、「Java Expression Language(EL)」、「WebSocket」を含むいくつかのJava EE の仕様を実装しており、Javaのみで記述された「ピュアJava」のHTTP Webサーバ環境を提供します。

セキュリティ企業「Nightwatch Cyber security」は、2019年4月15日、脆弱性「CVE-2019-0232」に関する情報を公開しました。この情報によると、Apache Tomcatの「Common Gateway Interface(CGI)」サーブレットに関して、遠隔からのコード実行(Remote Code Execution、RCE)の脆弱性が確認されました。この深刻度の高い脆弱性が悪用されると、攻撃者に任意のコマンドを実行されてしまう可能性があります。コマンドを実行するために、攻撃者はTomcatのCGIサーブレットが入力値を検証する際の不具合に起因するOSコマンドインジェクションを利用します。本記事では、この脆弱性の仕組み、可能性のある攻撃シナリオ、、そしてその脅威への対処について詳しく解説します。
(さらに…)

続きを読む
Tags: Apache TomcatCGIサーブレットCommon Gateway Interface(CGI)CVE-2019-0232OSコマンドインジェクションRCERemote Code Execution

Apache Struts 2の脆弱性「CVE-2017-5638」、遠隔で任意コード実行が可能に

  • 投稿日:2017年3月13日
  • 脅威カテゴリ:不正プログラム, サイバー攻撃, 脆弱性, TrendLabs Report
  • 執筆:Vulnerability Research Engineer - Suraj Sahu
0

Apache Struts 2の脆弱性「CVE-2017-5638」、遠隔で任意コード実行が可能に

Apache Struts は、オープンソースのフレームワークで、Java の Webアプリケーションを構築するために用いられます。過去に Apache Struts で確認された「リモートでコードが実行される脆弱性(Remote Code Execution、RCE)」をトレンドマイクロが調査したところ、ほとんどで「Object Graph Navigation Language(OGNL)」のプログラミング式が利用されていました。Apache Struts のプロセスの多くが OGNLを利用しているため、これを利用することで遠隔でのコード実行が容易になります。

(さらに…)

続きを読む
Tags: Apache StrutsCVE-2017-5638RCERemote Code Execution


  • 個人のお客さま向けオンラインショップ
  • |
  • 法人のお客さま向け直営ストア
  • |
  • 販売パートナー検索
  • Asia Pacific Region (APAC): Australia / New Zealand, 中国, 日本, 대한민국, 台灣
  • Latin America Region (LAR): Brasil, México
  • North America Region (NABU): United States, Canada
  • Europe, Middle East, & Africa Region (EMEA): France, Deutschland / Österreich / Schweiz, Italia, Россия, España, United Kingdom / Ireland
  • 電子公告
  • ご利用条件
  • プライバシーポリシー
  • Copyright © 2021 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.