トレンドマイクロは、「タイポスクワッティング(Typosquatting)」と呼ばれる古い手法を利用し、意図していない Web サイトにユーザを誘導する新しい攻撃を確認しました。タイポスクワッティングは、人気のある Web サイトに類似したドメインを利用し、タイプミスによって攻撃者が管理するドメインにアクセスしたユーザを不正な Web サイトに誘導する手法です。この手法は、2000 年代前半からしばしば利用されているため、多くのユーザは既に注意を払っているかもしれません。しかし、新たな攻撃が確認されているという事実は、タイポスクワッティングが、古い手法であるにもかかわらず依然として有効であることを示しています。
今回確認された攻撃は、脅威が検出されたと警告する Web サイトにMac ユーザを誘導し、「Potentially Unwanted Application(迷惑アプリ、PUA)」をダウンロードさせるというものでした。
![迷惑アプリをインストールさせる流れ](https://blog.trendmicro.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/20180803_fig1-infection-chain.png)
図 1:迷惑アプリをインストールさせる流れ
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