「windows」の頭の「w」を「v」と「v」に分解した不審ドメイン名「vvindowsupdate.com」などが取得されたという報道が先月ありましたが、その手法を応用したフィッシングメールが出回っていることがついに確認できました。
このメールはウエスタンユニオン社(米国の金融通信会社)から送られてきたように見えますが、文中のリンクにマウスポインタを合わせると、不審なURLが浮かび上がります。なんとそれは「westernunion.com」ではなく「vvestreunion.com」となっているのです。わかりやすくカタカナで書くと、「ウエスタン」が「ヴヴェストゥレ」になっているのです。これは明らかに不審ですね。騙されてはいけません。
日本の「ギャル文字」にも通じるこの手法は、今後も応用される可能性が十分に考えられます。「w」を見たら「vとvではないか?」と疑う習慣を少し身に付けると良いかもしれません。悲劇を迎える前に・・・。