ブラジルは、ネットバンキングを狙った攻撃が多発する国として知られていますが、その点を考慮すると、サイバー犯罪者が「Software as a Service」ならぬ「Banking Trojans as a Service(サービスとしてのオンライン銀行詐欺ツール)」の活動まで始めたとしても不思議ではないでしょう。今回、トレンドマイクロで確認した事例では、技術に長けたサイバー犯罪者から初心者向けに「必要な機能を全て備えたオンライン銀行詐欺ツール」および「必要なコマンド&コントロール(C&C)サーバとのネットワーク」といったサービスがレンタルで提供されていました。
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