セキュリティリサーチャのJohn Page氏は、2019年4月中旬、Microsoft Internet Explorer(IE)において、XML External Entityインジェクションが可能になるゼロデイ脆弱性について公開しました。攻撃者がこの脆弱性を利用した場合、機密情報の漏えいや対象PCからローカルファイルが窃取されるなどの被害に遭う可能性があります。これに関して、Page氏はWindows 7、Windows 10、そしてWindows Server 2012 R2に最新の修正プログラムを適用した状態で「IE 11」の最新バージョンでこの脆弱性を検証しました。トレンドマイクロは、この脆弱性がどのように機能し、そこから生じ得る脅威をどのようにして軽減することができるかについてより深く理解するため、この攻撃の流れについて調査しました。
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