2014年11月22日、インターネットからアクセス可能な世界中の Webカメラのリンクを集めたロシアの Webサイトの存在が報道され、大きな話題を呼びました。Webカメラやネットワークカメラなどは、ネットワークを介して遠隔地の映像をリアルタイムに伝えることができることから、主にビデオチャットや監視などの用途で広く普及しています。特にインターネットからアクセス可能なネットワークカメラは、外出先などどこからでも画像が確認できるため、使用者にとっては便利な機能です。しかし、公開範囲やセキュリティ設定の穴により、思わぬ情報漏えいに繋がっていることがあります。様々な議論がありますが、問題のサイトの管理者は、アクセスのための認証情報をデフォルト設定から変更しないなどの安易な設定による公開が、情報漏えいやプライバシーリスクに繋がることを啓発するためにサイトを作った、と主張しています。
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