2019年3月30日、セキュリティリサーチャのJames Lee氏によって現行バージョンのMicrosoft EdgeおよびInternet Explorerのゼロデイ脆弱性が報告されました。これらの脆弱性は「同一生成元ポリシー違反」と呼ばれるもので、不正なWebサイトに埋め込まれたJavaScriptが、ユーザが訪問した別のWebサイトに関連した情報を収集することが可能になります。ユーザがMicrosoft EdgeまたはInternet Explorerを使用して不正なWebサイトを訪問した場合、これらの脆弱性が利用され、ブラウザのセッションに関する機密情報が攻撃者に転送される恐れがあります。Lee氏はそれぞれの脆弱性に対する簡単な概念実証(Proof of Concept、PoC)サイトも公開しています。
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