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週明け国内でも要注意-暗号化型ランサムウェア「WannaCry/Wcry」

  • 投稿日:2017年5月14日
  • 脅威カテゴリ:不正プログラム, クライムウェア, サイバー犯罪, 脆弱性
  • 執筆:上級セキュリティエバンジェリスト 染谷 征良
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トレンドマイクロでは、暗号化型ランサムウェア「WannaCry」の脅威について昨日報告しています。医療、製造、官公庁など世界各地でさまざまな業種の民間企業、官公庁自治体での被害が報道されていますが、今後国内での被害も懸念されるため注意喚起いたします。

今回確認されている「WannaCry」は、今年3月に明らかになったWindowsで利用される Server Message Block(SMB)の脆弱性「CVE-2017-0144」を利用した攻撃によりネットワーク経由で侵入、拡散するネットワーク上におけるワームの活動を持つことが特徴です。これにより組織のLANに侵入した場合にはネットワーク上で感染が拡大し、より深刻な被害となる可能性が高くなります。

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Tags: ランサムウェアCVE-2017-0144MS17-010SMBWannaCry暗号化型ランサムウェア

大規模な暗号化型ランサムウェア「WannaCry/Wcry」の攻撃、世界各国で影響

  • 投稿日:2017年5月13日
  • 脅威カテゴリ:対策技術, 不正プログラム, クライムウェア, サイバー犯罪, 脆弱性, TrendLabs Report
  • 執筆:Trend Micro
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トレンドマイクロは、深刻な暗号化型ランサムウェアが世界各国で攻撃を行っている事実を確認しました。この攻撃は、2017年3月および 4月に明らかになったセキュリティ上のリスクが組み合わされて実行されました。これら2つのリスクの内 1つは、Windows SMB のリモートでコードが実行される脆弱性「CVE-2017-0144」で Microsoft の3月のセキュリティ情報により明らかになり、同社は問題の脆弱性に対する更新プログラムを公開しました。もう1つは、暗号化型ランサムウェア「WannaCry/Wcry」で、同年4月に DropboxのURLを悪用して拡散する暗号化型ランサムウェアとして確認されました。

今回の攻撃で使われた暗号化型ランサムウェア「WannaCry/Wcry」は、「RANSOM_WANA.A(ワナ)」および「RANSOM_WCRY.I(ダブリュークライ)」として検出されます。このランサムウェアの脅迫状によると、300米ドル(約3万4千円、2017年5月13日時点)相当の身代金をビットコインで要求しています。なお、この身代金額は、前回の攻撃より約100米ドル安くなっています。また、英国での攻撃が確認されたのに加えて、同国以外にも世界各国での攻撃が確認されています。

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Tags: ランサムウェアCVE-2017-0144MS17-010WannaCry暗号化型ランサムウェア


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