2017 年 9 月 18 日、Apache HTTP サーバに新しく確認された脆弱性「CVE-2017-9798」が公開されました。この脆弱性は、Apache HTTP サーバが設定ファイル “.htaccess” 内の特定の設定を処理する方法に起因し、結果としてメモリ情報が流出する恐れがあります。メモリ上の情報が流出するという点が脆弱性「Heartbleed」と類似していることから、CVE-2017-9798 は「OptionsBleed」と名付けられました。この脆弱性に対する更新プログラムは既に公開されています。
続きを読む米国インターネット検索大手「Yahoo」は、2016年9月22日(米国時間)、不正アクセスにより約 5億件のユーザ情報が流出したことを発表しました。影響を受けるアカウントは、「Yahoo Mail」、「Yahoo Finance」、「Yahoo Fantasy Sports」、および写真共有サイト「Flicker」となります。テクノロジー関連大手の同社は、最高情報セキュリティ責任者 Bob Lord氏により、この事件の概要および対応計画を同社の「Tumblr」にて迅速に公開しました。そして、この事件については捜査中であること、今後の管理保護計画、そしてセキュリティ上必要な対応について説明しています。また、今回のアカウント情報の流出は2014年後半に発生していたことも認めており、ユーザの氏名、Eメールアドレス、生年月日、パスワード、セキュリティーの質問と答えなどのアカウント情報が窃取されたと報告しています。一方 Lord氏は、現時点において、ユーザの決済カード情報または銀行口座情報などが窃取された証拠は認められておらず、これら情報を保有しているシステムは今回の情報流出の影響を受けていないと言及しています。
続きを読むトレンドマイクロは、2014年の脅威予測の中で、大規模な情報漏えいの発生頻度が上がると予測していました。この予測をした際、弊社はこの予測が間違っていることを願いましたが、今までのところ弊社の予測が正しいことが証明されています。直近で大規模な情報漏えいの被害を受けたのは、有名な米国オークションサイト「eBay」です。
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