「2016年の主要なサイバーセキュリティ事例を振り返る」と題し、今年一年に発生した主要なセキュリティ事例を 2回に分けて報告しています。第1回では、「最も持続可能なサイバー犯罪:ランサムウェアによる攻撃」、「Yahoo! を襲った史上最大の情報漏えい」、「Microsoft の月例修正プログラムのリリース数が最大に」、「予期しなかった Apple製品のゼロデイ脆弱性」、「絶えることのない Adobe Flash Player の脆弱性」についてお伝えしました。第2回の今回は、以下について報告します。
- 第2回
- さらに高額な利益を狙う新たなサイバー犯罪:「BEC」と「BPC」
- サイバー犯罪者の格好の標的となった SWIFT
- 政治に深刻な影響を与えた DNC情報漏えい事例
- ウクライナの発電所へのサイバー攻撃:産業施設で初の被害事例
- 厄介な災難をもたらしたマルウェア「Mirai」