「TrendLabs(トレンドラボ)」では、脅威を調査する過程で、恐怖や喜びといった異なる感情につけこむ複数のソーシャルエンジニアリングの手口を確認してきました。過去のさまざまな事例に見られたように、これらの手口は、多くの場合において効果的です。しかし、最近の事件や季節の行事といったよく知られたテーマが頻繁に利用されるため、容易に見分けられます。
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2012年12月下旬、米国の超党派組織「外交問題評議会」のWebサイトが、Internet Explorer(IE)に影響を及ぼすゼロデイの脆弱性を利用した不正プログラム(エクスプロイト)を組み込むように改変および変更されました。解析によると、攻撃は、ブラウザの言語が英語(米国)、中国語(中国)、中国語(台湾)、日本語、韓国語またはロシア語に設定されている場合のみ動作するように設定されており、特定の条件におけるユーザが影響するように設定されていることが明らかになっています。