夏といえば、夏に公開される数々の大作映画を連想する人も多いでしょう。残念ながら、こうした映画は、サイバー犯罪者が利用するソーシャルエンジニアリングの格好の「エサ」にもなります。
続きを読む「TrendLabs(トレンドラボ)」は、2014年第1四半期セキュリティラウンドアップのなかで、ランサムウェア「CryptoLocker」といった複数の「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」を取り上げ、新たな不正活動について言及しました。例えば、警告文に複数の言語を利用したり、仮想通貨のウォレットから金銭を窃取したりといった事例でした。また、モバイル版のランサムウェアの登場によって、どのようにこれらの脅威が、時間と共に変化し続けているかが浮き彫りになりました。
続きを読む「古きを捨て、新しきものを得る」ということわざは、ほとんどのサイバー犯罪に当てはまりません。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、古くからある不正プログラムが更新して、新しい手法や新たな不正活動、または新たな対象者を追加した事例をたびたび確認しています。「JAVA_OZNEB.B」として検出される古い「Remote Access Tool(RAT)」も、間違いなくその 1つでしょう。
続きを読む「CryptoLocker」やその他の「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」の脅威が、2013年末から深刻な問題になっています。「TrendLabs(トレンドラボ)」では、2014年3月、ランサムウェアに新しい脅威が加わったことを確認しました。「BitCrypt」と呼ばれるこの新しい脅威は、「Bitcoin(ビットコイン)」による身代金支払いを要求すると同時に、日本語を含む複数の言語での脅迫を行う亜種の存在も確認されました。
続きを読む匿名通信システム「The Onion Router(Tor)」は、2013年後半、さまざまな理由で話題になりました。おそらく最も不名誉な話題は、現在は閉鎖されている「Silk Road」で利用されたことでしょう。トレンドマイクロでは、「Deep Web(ディープWeb)」について、リサーチペーパー「Deep Webとサイバー犯罪」で詳しく調査しました。また、「脅威予測-2014年とその後」では、多くのサイバー犯罪者が Tor を利用することで、「Deep Web」がさらに活発になると予測しています。
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