【追記情報:2022年6月15日(木)】Microsoftによる修正パッチ公開に伴い、「■被害に遭わないためには&トレンドマイクロの対策」にその旨を追記しました。
【追記情報:2022年6月2日(木)】トレンドマイクロ製品による保護及び調査:Trend Micro Cloud One – Network SecurityおよびTippingPointの検出情報を追加しました。
米国時間2022年5月30日、マイクロソフトはMicrosoft Support Diagnostic Tool (MSDT)に関する脆弱性(CVE-2022-30190)を公表しました。この脆弱性は、WordなどOffice文書ファイルにおけるリモートテンプレート機能が悪用されることで、MSDT経由で任意のコードの実行が可能となるものであり、既に「Follina」という通称も命名されています。この脆弱性を悪用することにより攻撃者は、ユーザ権限で不正なプログラムのインストールや、データの閲覧/削除/変更、アカウント新規作成などを行える可能性があります。
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