2013年6月4日のブログでお伝えした国内で発生している正規Webサイトの改ざん被害について、詳しい攻撃手法などの解析を行った上で得られた調査結果を続報としてお伝えします。国内の正規Webサイト改ざん被害ケースは、つい先週の 5月30日のブログ、また、3月18日のブログでもお伝えしていますが、これらのケースとの類似性はあるのでしょうか。
続きを読むパブリッククラウドサービス利用時には、サービス事業者と利用者の相互が、セキュリティの確保に責任を持ち、安全な環境を維持する必要があります。今回は、Amazon Web Services(AWS)の共有責任モデルをベースに、利用者が果たすべきパブリッククラウドサービス上のセキュリティ対策について、10 の役立つヒントを紹介します。
続きを読むパブリッククラウドサービス利用時には、サービス事業者と利用者の相互が、セキュリティの確保に責任を持ち、安全な環境を維持する必要があります。今回は、Amazon Web Services(AWS)の共有責任モデルをベースに、利用者が行うべきパブリッククラウドサービス上のセキュリティ対策について、10 の役立つヒントを紹介します。
続きを読む人気のサイトを悪用することは、サイバー犯罪者の常とう手段になっていることは言うまでもありません。トレンドマイクロでは、2013年5月末以降、不正な JavaScript である「JS_BLACOLE.SMTT」の挿入による日本国内の Webサイト改ざん事例を複数確認しています。改ざんされたサイトを閲覧した PC では、端末の状態により、脆弱性を利用した攻撃の被害を実際に受ける可能性があります。トレンドマイクロによる確認の結果、少なくとも 6月3日時点で 40のドメインが改ざんの被害に遭っていることが判明しています。また、弊社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」によると、これら改ざんされた 40のドメインに 6月3日時点だけでも、約 6万ものアクセスがあったことを確認しています。
続きを読むトレンドマイクロは、2013年1月15日のブログ記事において、Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」に存在する深刻な脆弱性「CVE-2013-0156」について取り上げました。同記事では、問題の脆弱性を利用した攻撃は確認されていない(当時)こと、しかしこのエクスプロイトコードがフレームワーク「Metasploit」の一部として公開されていることから、今後この脆弱性を利用する攻撃の危険性が高くなるということを指摘しました。つまりこの深刻な脆弱性が利用されることは時間の問題でした。そのためトレンドマイクロは、サーバ管理者に対し、使用している Ruby on Rails に最新の修正プログラムを適用することを強く推奨しました。
続きを読む