トレンドマイクロでは複数のワンクリック詐欺ソフト(ワンクリウェア)が、Android向け正規マーケットである「Google Play」上で公開されていることを確認しました。「ワンクリック詐欺」は、特に日本で多く見られるWeb上の不正請求詐欺手法です。「ワンクリウェア」とは、ユーザーをワンクリック詐欺サイトへ誘導すると共に、金銭の請求メッセージを継続して表示するなどの迷惑な活動を行う不正プログラムです。 |
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トレンドマイクロでは、2015年 1年間における国内外の脅威動向についての分析レポートを、2016年 2月29日に公開いたしました。その中で、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」の統計から、特に Android端末 を狙うモバイル不正アプリが累積 1,000万個を突破したことが報告されています。 2010年8月に最初の Android不正アプリの検出に対応して以来、5年を経たずしての 1,000万個到達となりました。特に 2015年には、それまでの 5年間で登場したおよそ 430万個を大きく超える、およそ 630万個がわずか 1年の間に登場しました。
続きを読む※本ブログ記事で触れている「サポート詐欺」の最新情報についてはこちらの記事を参照ください:
「不安をあおって電話でだます「サポート詐欺」の手口を追う」 2016/10/31公開
サイバー犯罪者はインターネット利用者をだますためにさまざまな手口を講じてきます。今回、トレンドマイクロでは、日本語音声によりウイルス検出を警告する詐欺サイトを確認しました。この詐欺サイトはいわば偽セキュリティソフトの Webサイト版であり、利用者の PC がウイルス感染したかのように信じ込ませる手法として、ウイルス検出メッセージの表示と共に、日本語による警告メッセージの読み上げを使用しています。このような日本語音声による警告メッセージを使用したウイルス警告詐欺サイトの手口が確認されるのは初めてです。
続きを読むトレンドマイクロでは、クラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」により、脅威情報を継続的に収集・分析しています。これらの分析から、モバイル向け不正サイトが過去 2年間で約 14倍に急増していることがわかりました。また、サイバー犯罪者の誘導により、これらの不正サイトへアクセスしてしまう日本のユーザも増加しており、攻撃目標がモバイルユーザに向かっていることを示しているものと言えます。
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