暗号化型ランサムウェアの手法は気味の悪い方向へと変化しているようです。トレンドマイクロでは、「JIGSAW(ジグソウ)」と呼ばれる悪質な暗号化型ランサムウェアを検証しました。ホラー映画「ソウ」を連想させるこの暗号化型ランサムウェアは、まずユーザのファイルをロックし、それから徐々にファイルを削除していく、という手法でユーザを翻弄します。そのようにして恐怖心を植え付け、身代金を払うようにユーザに圧力をかけるというわけです。この不正プログラムには、「ソウ」に実際登場する腹話術人形ビリーの画像、また、起動時には赤いデジタル時計が表示されます。
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