標的型サイバー攻撃キャンペーン「Carbanak」で利用されたコマンド&コントロール(C&C)サーバが「ロシア連邦保安庁(Federal Security Service of the Russian Federation、FSB)」関連の IPアドレスに名前解決されているという興味深い事象が確認されました。
(さらに…)
トレンドマイクロでは、2015年第1四半期(1~3月)における国内外の脅威動向についての分析を行いました。攻撃者は常により大きな成果を求めており脅威は変化していきます。2015年第1四半期には、2014年1年間を通じて定着したさまざまなサイバー犯罪について、より効果の拡大を目指した手法変化が見られました。攻撃者は定着した既存の脅威に新たな工夫や従来型手法のリバイバルを加え、さらなる攻撃の拡大を試みる傾向があります。今四半期はまさにその段階にあったと言えます。