トレンドマイクロはこれまで、情報収集型不正プログラムとしてよく知られた「ZBOT」および「SPYEYE」、ならびにこれらの不正プログラムに関する脅威の監視を続け、これらの脅威について本ブログでも注意を呼びかけてきました。
続きを読むトレンドマイクロは、イランのインターネットサービスプロバイダ(ISP)や大学が提供する40以上ものネットワークのインターネットユーザが、「DigiNotar」によって不正に発行された偽SSL証明書の被害を受けたことを確認しています。さらに、検閲および盗聴を回避するためのソフトウェアを使用していたユーザでさえも、今回の大規模な「「Man-In-The-Middle(MitM、中間者)攻撃」を免れることはできなかったことも判明しています。中間者攻撃とは、暗号通信する二者間に第三者が介在し、両者間の情報をすり変えることでユーザに気づかれることなく通信を盗聴したり制御する手口の一つで、パスワードなど重要な情報の不正取得を目的としています。
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