サイバー犯罪者のスパムメール送信においては、有名企業からのメール送信を偽装し、不正活動を行うことが常套手段になっています。「TrendLabs(トレンドラボ)」のウイルス解析チームは、米Appleのオンラインショップ「Apple Store」を装ったスパムメールを確認しました。
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「TrendLabs(トレンドラボ)」では、不正な医薬品広告のスパムメールが増加傾向にあるのを確認しています。当ラボのアンチ・スパム解析エンジニアが採取した検体の中には、正規の医薬品広告と何ら変わらないほど精巧な画像を使用しているスパムメールも含まれていました(図1、2参照)。一方、ユーザが毎日のようにメールボックス内で見かけるシンプルなテキスト形式のスパムメール(図3参照)もあり、双方ともに増加傾向にあるようです。